「肝硬変」の手術件数の全国病院ランキングです。2015年の実績ベース。厚生労働省(厚労省)のデータに基づいています。肝硬変専門の医師がいる全国の病院が対象です。1位は飯塚病院、2位はJA北海道厚生連 札幌厚生病院、3位は伊勢崎市民病院となっています。(医療・介護情報メディア「リトリート」編集部 大畑亮介)
手術件数ランキング(全国トップ30)~2015年実績
順位 | 病院名 | 手術数 |
---|---|---|
1位 | 飯塚病院 (福岡県飯塚市) |
153 |
2位 | JA北海道厚生連 札幌厚生病院 (北海道札幌市) |
150 |
3位 | 伊勢崎市民病院 (群馬県伊勢崎市) |
120 |
4位 | 大阪市立大学医学部附属病院 (大阪府大阪市) |
119 |
5位 | 熊本大学医学部附属病院 (熊本県熊本市) |
103 |
6位 | 神戸市立医療センター中央市民病院 (兵庫県神戸市) |
102 |
7位 | 市立池田病院 (大阪府池田市) |
101 |
8位 | 埼玉医科大学病院 (埼玉県入間郡) |
98 |
9位 | 和歌山県立医科大学付属病院 (和歌山県和歌山市) |
97 |
10位 | 東邦大学医療センター大森病院 (東京都大田区) |
96 |
関西医科大学附属枚方病院 (大阪府枚方市) |
96 | |
12位 | 大阪赤十字病院 (大阪府大阪市) |
94 |
13位 | 自治医科大学附属病院 (栃木県下野市) |
91 |
14位 | 前橋赤十字病院 (群馬県前橋市) |
88 |
15位 | 福岡大学病院 (福岡県福岡市) |
86 | 16位 | 倉敷中央病院 (岡山県倉敷市) |
85 |
17位 | 武蔵野赤十字病院 (東京都武蔵野市) |
84 |
18位 | 済生会和歌山病院 (和歌山県和歌山市) |
78 |
19位 | 北里大学東病院 (神奈川県相模原市) |
77 |
日本赤十字社 和歌山医療センター (和歌山県和歌山市) |
77 | |
21位 | 東京都立駒込病院 (東京都文京区) |
76 |
横浜市立市民病院 (神奈川県横浜市) |
76 | |
姫路赤十字病院 (兵庫県姫路市) |
76 | |
24位 | 東海大学医学部附属病院 (神奈川県伊勢原市) |
75 |
25位 | 岐阜市民病院 (岐阜県岐阜市) |
74 |
26位 | 国立病院機構 大阪医療センター (大阪府大阪市) |
73 |
近畿大学医学部附属病院 (大阪府大阪狭山市) |
73 | |
28位 | 東京都立多摩総合病院 (東京都府中市) |
72 |
大阪警察病院 (大阪府大阪市) |
72 | |
30位 | 金沢大学附属病院 (石川県金沢市) |
71 |
肝硬変とは
肝硬変(Cirrhosis)は、ギリシャ語のKirrhos(黄色)からきており、硬変した肝は黄色をしているところから名づけられたといわれています。
また英語では、sclerosisの意味で、肝臓の瘢痕による硬化を表現しています。
肝硬変は、組織変化としては、①びまん性の肝線維症、②肝の正常構造が失われて、結節性が再生、③肝細胞の変性、などがみられ、臨床症状としては、①慢性疾患、②肝臓の機能障害、③門脈圧亢進、などがみられますが、症状の少ない代償期、門脈圧亢進症状の強い非代償期、そしてついに合併症により死亡します。
<引用文献>
・「家庭医学事典―ビッグドクター・ハンディ判」